繊細さんにとって、働き方は大きな悩みの種の1つ。

「自分に合った仕事は何だろう?」
「どんな環境で、どんな人たちと働くべきだろう?」
気質や体質に合った働き方が見つからずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
私も社会人になり、自分の気質と働く環境のギャップに気づき始めてから、何年も試行錯誤を繰り返してきました😌
試行錯誤を繰り返す中で気になったのは、「他の繊細さんはどうやって工夫して、どんな働き方をしているんだろう…?」という事。
そして同じようにこのような情報を必要としている方がたくさんいらっしゃるのという事でした。
今回は、そんな「繊細さんの仕事事情」 をテーマに、実際の経験談を交えながら、どのように自分に合った働き方を見つけていくかを一緒に考えてみられたらと思います☺️
多様な働き方をしている繊細さんたちの経験 をもとに、自分に最適な職場環境や働き方を探るヒントをお届けします💡
頑張り屋さん・繊細さんが仕事で大切なこと

心身が繊細な方にとって、「週5日、1日8時間」 の標準的な働き方が非常にハードに感じられることがあります。
病気や体調が不安定な場合、自分のペースで働けないことが原因で心身を崩す ことも…
実は私自身もその一人です。
20代の頃に生活環境・体調の変化に適応しきれず、自分には週5日、1日8時間で働くことが厳しいと感じるようになりました。
当時の私は時代もあり、フルタイム・正社員での働き方が最善と思って働き方の最善を模索していましたが、今は個人事業主・フルタイムより少し時間を減らした形で自立した生計を立てています🌿
そんな正社員やさまざまな働き方・生活環境を経験した実体験と、様々な働き方の人達を見てきて伝えたいことがあります。
それは、それぞれの働き方にメリットデメリットがあり、どれを選ぶかは人それぞれ…
そして、「働き方に正解はない」 ということです。
例えば…動物でさえ、自分に合った環境やペースで生きています。
海の生き物が、砂漠に住んだ時、海と同じ健康を維持し、海と同じ泳ぎやパフォーマンスを出す事は…難しいですよね😖 そのまた逆も然り…
そして、そんな動物のそれぞれの個性や特性を、「ダメだ!」「おかしい!」なんて思う人もいない。
「この子に合った環境を…」となりますよね🕊️
それと同じだと思うんです。
人それぞれに合った働き方を見つけ、自分を大切にしながら働ける環境を整えることが一番重要です。
自分に合った環境で、心身ともに無理なく働くことが、繊細さんにとっての「成功」に繋がると思います◎
繊細さんのお仕事経験談

経験談1:「こんな人間でどうやって生きていけばいいんだ…」体調と気質の繊細さに悩んだ筆者
私自身も、幼少期からの家庭環境による心の影響を受けていたり、HSP気質を持っています。
また、体調も強い方ではない&10年前から線維筋痛症という体調とも向き合いながら過ごしています。
新卒で正社員として働き始めました時、職場や生活環境に適応しきれず、心身どちらにも影響が出てしまいました。
そして1社目は過労で、2社目は発病で、病院の先生から長期の休職を余儀なくされました。
それから、何度も試行錯誤を重ねながら、自分の体調や気質に合わせて 派遣社員として働く道を選びました。
フルタイム勤務ではなく、少しずつ自分のペースを取り戻し、自分に合った勤務時間や環境 を選んだ結果、仕事における自信を取り戻すことができました。
そしてそのまた数年後、個人事業主として独立。 自分のライフスタイルに合わせた働き方を選び、持病や気質があっても 自立した生活 を送ることができるようになりました。
経験談2:「まさか私が…」 心身に自信があったのに、気づけば不調に…働き方を見つめ直した友人
彼女は私の友人で、快活な人柄が素敵な女性。
彼女が新卒で就職が決まった時、自分の希望していた仕事に就き、活躍を楽しみにしている姿に私も安心して喜んでいました。
しかし働き始めて半年後、彼女は職場環境や仕事からの生活リズムに馴染めず、心の不調が体調にも出てしまうようになり、退職をする事となりました。
その後全く違う職種で心機一転、再就職を果たしますが、その職場でも人間関係が原因で前回以上に心がボロボロになってしまい、休職→退職を選ばざるおえなくなってしまいました。
非常に優秀で、快活な彼女が半年置きに仕事を転々とする日々を、誰も想像していなかった事でしょう。
快活だった彼女の心身は、見違えたように弱ってしまって、彼女自身も「私ならどんな環境でもやっていけると思ってた…しかも心の不調を経験するなんて思ってもみなかった…」と語っていました。
彼女はそこでカウンセリングや体調の治療と合わせて、自身の心身の傾向を見つめ直すことにしました。
そうして、自分が一番ストレスを感じやすくなる環境を避けた仕事や働き方を選び、仕事復帰を果たしました。
契約社員としてキャリアをスタートし、今では正社員として心身に無理なく働けるようになっています。
頑張り屋さん・繊細さんの経験談から学べること
病院の先生と同じ言葉を、友人から聞いた事がありました。
私も自身の経験を通して感じていた事の1つであり、とても印象的な言葉でした。
「わたし、環境が合わなかったり仕事が続かなかったりするの、その人が弱いから・根性がないからだと思ってた。 心の不調って、弱いから・根性が無いとかの話しじゃないね…」
友人が自身の経験や、同じように心身を崩した周りの人達を見てきて、感じたそうです。
そうなんです。真面目な方や、頑張り屋さんほど、心身を崩しやすいんです。
真面目な分、相手の言葉や言動を真っ直ぐに受け止め、自分を責めてしまいやすい。
「できない私が弱いんだ…」 「評価されないと、役に立たないと、私に価値はない…」と、周りの人が思っている以上に自分で自分を決めつけてしまい、過剰に心身を頑張り過ぎてしまう。
このように、繊細さんが自分に合った環境を見つけるためには、まず自分の体質や気質を理解することが大切 だと私は感じています。
周りと比較せず、自分に合った働き方を見つけることが、心身の健康に繋がり、落ち着いて働きやすい環境を整えやすくなります。
頑張り屋さん・繊細さんにおすすめなお仕事

HSPという概念を提唱した、アメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士によるHSPの特性として、境や人間関係から受ける刺激に敏感な一方で、物事をじっくり深く考える力や共感力に優れている傾向があると言われています。
この特徴から、繊細な気質・体質の方は「落ち着いた環境」「意味のある人間関係」「一人でじっくり進める作業」が合いやすいとされており、多くの研究や専門家も同じ見解を唱えているそうです💡
実務的なデータ・職業適性診断の傾向
繊細気質・体質の方が適応しやすいお仕事として、キャリアカウンセラーや適職診断ツールなどでも、HSPの方には以下のような職種がよく挙げられるそうです◎
✅ カウンセラー、セラピストなど 「一対一で深く関わる仕事」
✅ イラストレーター、ライター、職人など 「一人で集中できる仕事」
✅ 図書館司書、調剤薬局、リモートワークなど 「静かな環境で働ける仕事」
必ずしも絶対これが当てはまる!…という事はなく、他のお仕事でも快適に働いている方もいらっしゃいます。
ある程度の傾向として、HSP傾向のある方が選ぶ仕事には、カウンセラーやライター、手作業を中心としたクリエイティブな仕事などが多いみたいです。(ちなみに筆者もリモートのクリエイティブ職👌)
2. 厚生労働省の「働く人のメンタルヘルス」情報
そしてなんと、日本の厚労省も、「ストレスの感じやすさには個人差があり、「自分の特性に合った働き方」が重要」と述べています…!
HSP気質の方はストレスに敏感であるため、働く環境との相性が健康やパフォーマンスに大きく影響することも示唆されています。
そうなんです…頑張れていないなんて事はないんです。あなたがダメなわけじゃないんです。
頑張り屋さん・繊細な気質体質だからこそ、ご自身に合った環境を選ぶ事が重要なだけなんです。
頑張り屋さん・繊細さんが、理想の環境で働くためにできること

そんな快適な環境をすぐ見つけて選べていたら困ってないし…どうやってそんな環境整えればいいの???
今悩んでいる方の多くの方がそう感じたと思います(筆者も当時そうだったから😂)
自分に合った環境を整えるのって、ものすごく大変だし、難しいですよね😭
先ほどもお伝えしたように、その人に合う環境というのは、人それぞれなので、まずは「自分の特性」を理解するところから意識を向けてみるのがおすすめです◎
理想の環境で働くためにできる事

1.自己理解を深める
理想の職場環境を見つけるには、まず自分の性格、強みや弱み、得意なことや苦手なことをしっかり理解する ことが大切です。
ノートに自分の特徴を整理したり、自己分析ツール を活用してみましょう。
自己分析を行い、どのような環境や職種が自分に合っているのかをしっかり見極めましょう。
好きな事、得意な事、苦手な事、苦手な環境できる事、できるようになりたい事…
ノートに自分でまとめてみたり、自己分析ツールやサイト、本などを使って具体的に洗い出してみると◎
私はノートに、前職で何が苦しかったか、楽しかったか、自分の今後目指したい方向性…など自分でまとめながら、MBTIや本を読んで、自己分析を深めていきました。
💡 朝寝が使っていたおすすめの自己分析方法はこちら
- 診断タイプ別に「どんな時に弱み強みを発揮しやすいか」などが書かれていてわかりやすい◎
- 無料で受けられる & 操作しやすい画面で、サクサク受けられる
- 必ずしもこの診断が全てでは無いので、あくまで参考の1つとして受けましょう

世界で3000万人以上が実践するほどのベストセラー本。
企業、大学でもよく採用されており、私も会社員の頃に先輩に勧められて読みました。
実際に自分の強みを診断できる特典が書籍の中に付いていて、読みながら自己理解ができる心強い1冊です◎
- 仕事における自分の強み、強みの活かし方が語源化して把握できる◎
- 中古品だと、強み診断テストが受けられないかもしれないので注意💦
2.資格やスキルの習得
自分が理想としている職業に就くためには、専門知識やスキルが求められることもあります。
そして、専門的な職種は経験者を募集している事がほとんどの場合もあります😖
未経験・まだまだこれからスキルを上げていきたい方の場合は、関連する資格の取得やスクールでの経験を得てスキルを磨く事がおすすめです◎
私も転職時の合格率や今後のキャリアの為に、元々のクリエイティブ経験に付随したIT技術が学べるスクールに通ってから、希望の業務内容で転職した事があります。
3.フレキシブルな働き方を模索する
心身繊細な方にとって、自分以外の外的要因による負担を最大限に減らす事も重要な1つ。
フルリモート やハイブリット出社、 フレックスタイム制度、時短勤務 など、柔軟な働き方を選ぶと働きやすさが高くなる場合もあります。
自分の心身に適した柔軟な働き方を選ぶことで、会社と適度な距離感や、ペースで仕事を進めやすくなり、心身の不調を減らす事にも繋がります。
私自身も自分の心身に合った環境を整える際、フレキシブルな働き方に一番こだわりました👐
自分の妥協したく無い点、妥協できる点、現実的な点...の3つを整理していく中で、自分の気質、体調でベストなパフォーマンスが出せる環境を最優先事項とした私にとって、フレキシブルに働ける環境が最優先条件でした。
転職する際に、なかなか母数が絞られてしまう条件である事は否めませんが🥲、そこだけは優先順位を下げず、他の条件部分を調節して進めていきました。
そのおかげで、今は体調と向き合いながらでも働ける環境を整える事ができ、納得度も高く働けています。
4.サポート環境を整える
どれだけ環境を整えても、悩みは何かしらで出てくるもの。
職場で悩みや問題が出たときには、メンターやカウンセラー といったサポートがあると心強いです。
カウンセリングを受けたり、職場でのメンター、何か合った時に相談できる環境を整えておく事も大切です。
頑張り屋さん・繊細さんほど、「自分でなんとかしなきゃ…」「相談なんてこわくてできない…」と、一人で抱え込みやす位ですが、意外と周囲に助けを求めることで、自分にとっても周りにとってもより良い職場環境を作りやすくなったりする事もあります👌◎

相談した事もある、でも。全然ダメだった…
どうせ相談したって、私は上手くいかない…
そう思う方もいらっしゃるかもしれません…
これまで何度も頑張って、そんな思いをしてきたんだから、そう思うのも当然だと思います🥲
まず、そんな方は、「自分でなんとかしようとした」「誰かに相談しようとした」「その時あなたが取れる最善の行動に努めようとした」というあなた自身の行動と努力を褒めてあげてください。
余計に大変な状況になってしまったかもしれません。
状況が変わらず、どうしようもできなかったかもしれません。
でも、あなたはその時、自分にできる最善の行動をその時に取れていたんです。
だから、結果はどうであっても、あなたは最善の行動をできていた。
そして、過去と今は違って、今回は良い結果になるかもしれない。
そうじゃなくても、あなたは最善の行動ができている。
結果次第で、またどうするか考えれば良い..となるかもしれません。
これまでの経験があるからこそ、普段会社の中で、この人になら相談できそう…と思う方や、社外ならカウンセラーさんなど、自分客観的に見つつ、間に入ってくれる立場の方に相談してみる..という選択も良いのかもしれません🌿
そして話した事が迷惑になるのでは??と思える感情も、自分を責めなくて大丈夫。
何事も綻びは早めに直した方が、自分も周りもうまく行って助かったりする事もあります◎
私も今まで、困って相談しなかった時、相談した時、どちらもあります。
そして、うまくいかなかった時も何度もあります。
そうなった時は、そうなってから対策を立て直すし、「それでダメだったらダメでいい、やるだけやった!」と今では思うようになりました。
うまく行った時は、「いや、むしろタイムリーに相談してくれるから交通整備しやすくて助かるよ!ありがとうね!!」と言ってサポートに入ってくださって、驚いた事もありました。
これも小さな成功体験を積めるか否かで、トライアンドエラー/ 成功したらラッキーくらいのいい練習だと捉えています☺️
それくらいの感覚で、カウンセラーさん・相談しやすい方にお話ししてみるのも、良いかもしれません☺️
⭐️こんな風に対策してたよ!筆者の経験談

信頼関係が気づけている方がいればその方に相談。
まだ関わりが浅い場合は、客観的に第三者として冷静に対処してくれそうな方に。
そして自身の客観的な整理や、メンタルケアは、カウンセリングで整えるようにしています◎
私は、業務内での人間関係や契約交渉に一番苦手意識とストレスを感じやすいので、自分で取り組める部分は自分で動く事に努めつつ、
不得意な部分は得意な方に時には頼りながら、自分は仕事に集中できる環境を作る事に注力する形で、今は落ち着いてきました👐
自分に合った働き方を見つけよう

繊細な体質・気質の方が無理なく働ける環境って、運次第な部分もあるかもしれないし、今の時代でもまだまだ難しく大変な部分はあるかもしれません。
でも、少しずつでも、自分を大切にできる形を工夫して、快適に働ける環境を整える事は可能かもしれません。
自己理解を深め、理想の職場環境を見つけるために、少しずつでも自分に合った働き方を模索していきましょう。
周りや「普通」と比較せず、自分が最も快適に感じる働き方を見つけることが、繊細さんの成功への鍵となりそうです。
私も5年以上かけて失敗を繰り返し、10年経って、やっと今、周りの”普通”とは違うかもしれない生き方を気にしなくなったり、少しは自分の働きやすい環境じゃないかな?と思えるようになりました👐
だから、今悩んでいるあなたもきっと大丈夫。ちゃんとこれまでも頑張れているし、悩んでいるって事は、ちゃんと自分の未来を前向きに整えようとできている証拠です◎
🌱 まとめ|頑張り屋さん・繊細さんが自分に合った働き方を見つけるために
これまで〜今、とても頑張って、悩んで、辛い思いをしてきたからこそ、「どうせ私には…」と思えてしまうかもしれませんが、まずは、これまで頑張ってきた自分をどうか褒めてあげてくださいね。
そして、「あの時はその選択が最善だったんだ」と自分を許してあげてください。
この記事を読んでくださった方は、自分の環境を良くしたい / 自分と向き合おうとしていらっしゃる方だと思います。
その気持ちがあるだけで、あなたは既に一歩前に、良い方向に進めています◎
✅ 1:自己理解を深める
✅ 2:スキルや資格を磨く
✅ 3:フレキシブルな働き方を選ぶ
✅ 4:サポート環境を整える
周りや「普通」と比較せず、自分にとっての快適を整理して、自分らしく働ける環境を見つけていきましょう🕊️

