繊細な気質の強い方は
自分や他人に対して強い責任感を感じやすく、
時に「〇〇しなければならない」
という思考に囚われがちだったりしますよね。
例えば、
「相手に合わせなければならない」
「仕事で常に完璧でなければならない」
といった思い込みが、
自分自身をがんじがらめに
してしまうことがあります。
こうした考え方は、
一見すると責任感の強さや
他人への配慮の現れかもしれませんが、
実際にはストレスやイライラの原因となり、
心の負担を増大させる要因となります。
この記事では、
「〇〇しなければならない」という思考が引き起こす
呪いのような感情から解放されるために
取り組むべきことについて考えてみましょう。
繊細さん・頑張り屋さんほど…
- 自己肯定感が低くなる理由 & 対処法
- イライラしやすい理由 & 対処法
- ストレスを感じやすい理由 & 対処法
「〇〇しなければならない」という呪いとは?

「〇〇しなければならない」という思考は、
繊細な方々が日常的に抱きがちなものだったりします。
この思考には、次のような特徴があります。
● 自分がしたことや相手がしたことに対して、「こうしなければならない」と思い込む
● 自分の意思に反しても、周囲を優先してしまう
自分がしたことや相手がしたことに対して、「こうしなければならない」と思い込む

たとえば、
「友達が困っているから、
私が手助けしなければいけない」
「上司に頼まれた仕事は、
無理をしてでも引き受けなければならない」
…という具合に、
他人に対して、自分を犠牲にしてでも
応じなければならないという
強いプレッシャーを感じることがあります。
自分の意思に反しても、周囲を優先してしまう

「本当は疲れているけれど、
誘われた飲み会には行かないといけないよな…」
「自分の意見よりも、他人の意見を優先しないと、
相手に悪い気がする…」など、
自分の本心を押し殺し、
他人の期待やニーズに応えることで
自己犠牲を感じやすくなります。
これが当たり前になりすぎて、
もはや自分の本心がわからなくなってしまい
「〜するべき」や罪悪感の思考で
判断してしまっている方も
少なくないと思います。
こうした「〇〇しなければならない」
という思考パターンは、
HSP気質の方や、頑張り屋さんな方、
繊細な人に特有の
強い共感力や責任感から生まれることが多いですが、
結果として自分自身を追い詰め、
心の余裕を奪う原因にもなりかねません。
「〇〇しなければならない」が引き起こす問題
この「〇〇しなければならない」
という思考に囚われ続けると、
次のような問題が引き起こされやすくなります。
● イライラやストレスの蓄積
● 自己判断力・自己肯定感の低下
● 人間関係の摩擦
イライラやストレスの蓄積

自分の感情やニーズを無視し続けることで、
心の中で不満が積もり、
イライラしやすくなります。
これは、他人を優先しすぎる結果、
自分を大切にできていない状態が続くためです。
自己判断力・自己肯定感の低下

何かを「しなければならない」
というプレッシャーがかかると、
それを達成できなかった時に
「自分はダメだ」と感じてしまうことがあります。
この繰り返しが自己肯定感を低下させ、
自己否定的な思考を強めてしまいます。
人間関係の摩擦

無理に他人に合わせることで、
一時的には関係が良好に見えるかもしれませんが、
長期的には自分のストレスが大きくなり、
些細な不満からの感情が、大きな感情となって
爆発してしまう事で、
周囲との関係性が大事になってしまう事もあります。
結果として、関係に亀裂が生じてしまう場合も…
「〜しなければならない」を緩める、2つのできること
この「〇〇しなければならない」
という思考パターンから自由になるためには、
まず自分の思考に気づき、
その改善に向けて意識的に取り組むことが重要です。
以下の2つのステップを試してみましょう。
STEP1. 極端な思考に気づく
まず最初に、
「〇〇しなければならない」という
極端な思考パターンに気づくことが大切です。
「絶対にこうしなければならない」と無意識に
判断しようとした時、
少し立ち止まって
「本当に「〜しなければならない」事かな…?」
…と、その思考が本当に必要なのかを
問いかけて、整理してみましょう。
「本当にこれをしなければならないのだろうか?」
「もし、これをしなかったとして、どうなるのだろう?」
という質問を自分に投げかけてみます。
意外と、
「しなければならない」と思い込んでいたことが、
実際には選択肢の一つに過ぎないこともあったりします。
「〇〇しなければならない」と思う基準が
自分の感情ではなく、
他人の期待や社会の常識に
基づいていることがよくあります。
自分が何を本当に求めているのか、
自分自身の感情に耳を傾け、
他人の声ではなく自分の心を基準にして
選択することが大切です。
STEP2. 「〇〇しなければならない( 0か100の思考)」をやめてみる
「〇〇しなければならない」という考え方は、
0か100かの極端な思考に陥りやすくなります。
「こうあるべき」「〇〇しなければならない」と
心に余裕がなくなった時は
その正解・不正解以外にも
中間の選択肢がないか見つけてみましょう。
「〇〇しなければならない」
という思いに駆られた時、
他の可能性を考えてみることが大切です。
たとえば、
「飲み会に行かなければならない」という場合、
「少しだけ顔を出して早めに帰る」
「次回に誘ってもらった時に行く」
といった柔軟な選択肢を自分に許してみましょう。
自分にとって無理のない範囲で
行動できる中間の答えを探し、
自分に負担をかけずに対処する方法を
模索することが良いかもしれません。
時には
「今はできないけれど、後でやる」
「少し手を抜いてもいい」
といった許容範囲を広げることで、心の負担を減らせます。
(自分が傷つけられる行為に対して、中間の選択を許すのではなく
自分の苦しみや・無理な我慢を減らせる為の「許す」を
大切にしましょう◎)
最後に大切なこと…
「〇〇しなければならない」という思考の棚卸しを
上手くできても、できなくても
自分をしっかりと褒めてあげましょう。
自分の思考のクセに気づき、
それを柔軟に変えようとすることはとても大変なことです。
まずは意識しようと取り組めた事が素晴らしい!
「今日は極端な思考にならない整理ができたな」
「上手く整理はしきれなかったけど、意識できたな」
「意識する事も難しかったな」
どれも、自分に新たな気づきをもたらしてくれた事です。
どれも間違いや正解ではないので、良いのです◎
自分の気づきや行動を心から認め、労わってあげましょう🌿
繊細さん気質の強い方は
誰よりも自分に厳しく、自分を守ろうとしています。
だからこそ
自分の一番の味方である自分自身に寄り添い、
最強のパートナーとして自分を支えてあげましょう。
まとめ
「〇〇しなければならない」という思考は、
繊細な人々にとって
特有の強いプレッシャーを引き起こします。
しかし、この思考に囚われず
極端な思考に気づき、
柔軟な選択肢を持つことで、
心の負担を軽減することができます。
あなた自身のペースで、
自分を大切にしながら、
呪いのようなプレッシャーから解放されていけますように。
